2013年5月30日木曜日

【.tested】Ekigaによるビデオ会議を試してみた [Debian Wheezy][AX3][A6]




Ekiga(イカイガ)はオープンソースのGNOMEデスクトップ環境向けのVoIP、ビデオ会議アプリケーションです。
今回は、現在rc1公開しているDebian 7 (Wheezy)環境において、ディスプレイデバイスとしてUSBディスプレイアダプタ REX-USBDVI2を、ビデオ入力デバイスとして、USB接続のWebカメラ BSWHD01を、音声デバイスとして、Bluetoothワイヤレススピーカー&マイク BSSP09Bを使用した構築例を紹介します。



OBDN技術ブログによる動作検証は、該当するソフトウェアの動作を保証およびサポートを行うものではありません。
内容に関するご指摘などありましたら、ブログ記事の担当までご連絡下さい。

<検証環境>
Debian 7.0 Wheezy
OpenBlocks AX3/4 kernel: 3.2.36 rc1
OpenBlocks A6 kernel: 3.2.36 rc1

<使用機器>
OpenBlocks AX3 DPパッケージ (もしくは、SSD搭載モデル)
 OpenBlocks A6 DPパッケージ (もしくは、SSD搭載モデル)
REX-USBDVI2 USBディスプレイアダプタ
OKI Minikeyboard Pro ポインティングデバイス付きミニキーボード
BUFFALO  BSWHD01 USB Webcam
BUFFALO BSSP09B Bluetooth ワイヤレススピーカー&マイク
Logitec LBT-UAN04C1 USB Bluetoothアダプタ

1. 環境の構築


X環境の構築に関しては、以下の記事にて行ったものを使用しています。

【.tested】RATOC REX-USBDVI2 ディスプレイアダプタ [Debian Wheezy][AX3][A6]

記事の最後にもありますが、localeをja_JP.UTF-8に設定し、

#dpkg-reconfigure locales

gnome環境をインストールします。

# aptitude install gnome-desktop-environment

A6の場合は、メモリが512MBであるため、スワップファイルを別に作り、fstabで指定しています。

OpenBlocks A6 FAQ
を参考にして下さい。

日本語環境に関しては、ibus-anthyをインストールし、
「システムツール」-「設定」-「iBusの設定」より、インプットメソッドタブにて、インプットメソッドに日本語-Anthyを設定してください。

# aptitude install ibus-anthy

音声の入出力にはBluetoothデバイスを使用していますが、今回はgnomeに組み込まれたBluez管理環境を使用します。
Bluetoothアダプタとしては、USB Bluetoothアダプタ LBT-UAN04C1を使用しており、パッケージのカーネルにより自動的に認識します。
なお、5/24より、既知の不具合として報告させていただいていますが、USB BluetoothアダプタはUSB ハブ経由では使用せず、AX3のUSBポートのどちらかに直接差し込んで使用してください。 
ペアリングは「システム設定」より、Bluetoothを選択し、 デバイス追加を行うだけです。
ただし、自動ではなく、ペアリングのPIN番号として「0000」を指定してください。


また、本デバイスは、ハイファイ再生モードであるA2DPと、テレフォニーデュプレックスモードであるHSP/HFPが選択出来るため、今回は後者を選択します。
オーディオ回りは、pulseaudioを使用するのですが、pulseaudio-module-bluetooth とpulseaudio-module-gconfを追加インストールする必要があると思います。

# aptitude install pulseaudio-module-bluetooth pulseaudio-module-gconf


なお、A2DPを選択し、totemやRhythmboxによりMP3再生を楽しむことも出来ます。

2.Ekigaの導入と設定


・Ekigaのインストール

まずは、Ekigaをインストールします。

# aptitude install ekiga

Ekigaをインストールすると、アプリケーションメニューのインターネットグループに、Ekigaソフトフォンが追加されます。
最初の起動時に、設定アシスタントが起動しますので、メッセージに従って設定項目を入力してください。
その際、SIPプロバイダとして、Ekiga.netのアカウントを聞かれますので、事前にEkiga.netにてアカウントを作成しておきます。Ekigaコールアウトのアカウントは購入しないならばスキップします。

3.動作画面


エコーテストを選択して通信テストを行いました。
画質に関しては、映像コーデックの設定にある最大ビットレートが初期値64KB/sであるため、初期値のままではかなり粗いものになりますが、ビットレートを上げる事により徐々に画質は良くなります。
A6でもソフトウェアの起動は可能で、画面は出ますが、音の処理が間に合わず、かなり遅れて音が返ってくる上、音質も悪いため、利用出来るコンディションとはいえません。

<待機画面>

<通話画面>

4.さいごに


新しいDebian Wheezy環境にてREX-USBDVI2によるX環境の評価の一環として、ソフトフォンであるEkigaをインストールし、ディスプレイだけでなく、WebcamやBTサウンドデバイスも合わせて検証を行ってみました。OpenBlocksは監視やネットワーク管理などのサーバ用途に適したハードウェアではありますが、Wheezy環境では、デスクトップ環境としてもそれなりに使える状況になっています。

2013年5月29日水曜日

統合監視ソフトのZabbix社がZabbix 2.0搭載アプライアンス製品を提供開始


簡単導入、メンテナンスフリーな高信頼・高パフォーマンス監視ソリューションを提供

 
※本プレスリリースはZabbix SIA、Zabbix Japan LLC、ぷらっとホーム株式会社の共同プレスリリースです。
 
オープンソース統合監視ソフトウェア「Zabbix」を提供するZabbix社(本社、Zabbix SIA:ラトビア共和国、代表取締役社長: Alexei Vladishev (アレクセイ ウラジシェフ)、日本支社、Zabbix Japan LLC:東京都港区、代表:寺島広大、以下Zabbix社)は、ぷらっとホーム株式会社(証券コード:東証6836、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木友康、以下ぷらっとホーム社)製ハードウェアを採用し、最新版Zabbix 2.0を搭載したアプライアンス「Zabbix Enterprise Appliance」の製品提供を開始し致します。オープンソース統合監視ソフトウェア「Zabbix」を提供するZabbix社(本社、Zabbix SIA:ラトビア共和国、代表取締役社長: Alexei Vladishev (アレクセイ ウラジシェフ)、日本支社、Zabbix Japan LLC:東京都港区、代表:寺島広大、以下Zabbix社)は、ぷらっとホーム株式会社(証券コード:東証6836、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木友康、以下ぷらっとホーム社)製ハードウェアを採用し、最新版Zabbix 2.0を搭載したアプライアンス「Zabbix Enterprise Appliance」の製品提供を開始し致します。
本製品を導入することにより、サーバーの購入、検証、セットアップやZabbixのインストールと初期設定、データベースのチューニング、監視処理を最適に行うための周辺ソフトウェアの設定といった煩雑な作業を行うことなく、システム監視、障害通知、グラフ表示などZabbixの全機能を活用したシステム監視運用業務を容易に開始することが可能です。
2013年6月12日から14日に東京、幕張メッセにて開催されるINTEROP Tokyo 2013のZabbixブース内及びぷらっとホーム社ブース内にて本製品の展示を行います。
 

Zabbix Enterprise Applianceの特徴


■ 中小規模向け高信頼性・高パフォーマンス監視アプライアンス
アプライアンスのベースとして定評と実績のあるぷらっとホーム社の小型、ファンレス、スピンドルレスのハードウェアを採用し、サーバールーム(※1)だけでなくオフィススペースや店舗、工場など設置場所を選びません。
また、Zabbix専用機としてOSおよび各種ソフトウェアの最適化を行い、小型ながらおよそ200監視対象(※2)までのシステムを監視することができ、中小規模向けの監視アプライアンスとしてLinux、UNIX、Windows各種サーバー、ネットワーク機器の監視を一元的に行うことができます。
加えて自己監視機能を内蔵し、監視マネージャの障害の検知と自動復旧を行うことも可能です。
 
■ 省電力・省発熱・省スペース
Zabbix Enterprise ApplianceはCPUとしてデュアルコアMarvell Armada XP (ベースアーキテクチャ:ARM Cortex-A9)を搭載し、高い処理性能を持ちながら、通常のIAサーバー(※3)と比較して約90%の電力削減が可能な15Wという超低消費電力、周辺温度50℃でも運用可能な空調いらずの堅牢設計、占有面積にして約1/9の小型サイズ筐体と、非常に優れた省電力率・省発熱率・省スペース率を誇ります。
 
■ オールインワン監視ソリューション
Zabbix社がこれまでに培ってきたシステム監視の技術と経験を投入し、Zabbixによる監視をスムーズかつ安定して行えるよう、周辺ソフトウェアも含めてセットアップ済みの状態で監視をすぐに始めることができます。
また、ベーシックサポートにてソフトウェアアップデート、追加ソフトウェアの提供、先出しセンドバック保守を一括して提供し、長期間に渡って監視システムを安定維持するためのソリューションを提供します。
 
■ メンテナンスフリー
監視データの蓄積に最新のデータベース技術を採用し、長期運用による監視マネージャのパフォーマンス低下を防ぎます。長期に渡る安定した監視データの保存により、グラフを利用したシステムのパフォーマンスの傾向分析、障害解析を容易に行うことができます。
また、監視設定の定期バックアップ機能を内蔵し、監視設定の間違いやハードウェア障害からの復旧、同一設定の監視サーバーの複製を容易に行うことができます。
 
■ Zabbix入門トレーニングによる導入の支援
本製品を利用した監視システムの円滑な構築を支援するため、本製品をご購入頂いたお客様は2013年7月より開催をするZabbix入門トレーニング(通常18,900円(税込))に無料でご参加頂けます。(※4)
本トレーニングでは操作概要や監視設定の追加、障害通知、グラフ表示設定などZabbixの主要機能の基礎的な利用方法を、実機を利用して半日で習得することができます。


※1 ラックマウントキット別売
※2 20000監視項目、5分間隔の監視の場合。1監視対象あたり100監視項目としてパフォーマンス測定
※3 ぷらっとホーム社 TRQX-1/55SAと比較 : http://www.plathome.co.jp/products/server/trqx_155sa00/
※4 ご購入1台につき1名様のご参加となります。




製品の詳細と販売方法


■名称: Zabbix Enterprise Appliance ZS-5200
■主要機能
  • Linux、AIX、HP-UX、Solaris、Windowsサーバーのリソース、プロセス監視
  • SNMPによるネットワーク機器の監視
  • IPMIによるハードウェア監視
  • Javaアプリケーション監視
  • Web監視
  • SNMPトラップ監視
  • 障害検知、メール通知機能
  • グラフ表示、マップ表示機能
  • 専用ツールによる監視設定の定期および手動バックアップ
■同梱物
  • 本体および電源ケーブル
  • 取り扱い説明書
  • Zabbix設定バックアップツール
  • Windows、Linux、AIX、HP-UX、Solaris用監視エージェントソフトウェア
■販売方法: Zabbix社日本国内パートナーから販売
■本体価格: 298,000円(税抜)
■保守費用: 100,000円(税抜)
  • H/W先出しセンドバック保守
    *当社が故障と判断した場合、交換品を先出にて発送します。
  • Zabbixアップデート
    *Zabbixソフトウェアアップデート用バイナリーの提供
    *Zabbix技術問い合わせサポートは含まれません。
*技術問い合わせサポートを含む保守の価格はZabbix社パートナーまでお問い合わせください。
■受注開始: 2013年5月29日(水)
■出荷開始: 2013年6月17日(月)

 

Zabbix社パートナー賛同コメント

本製品の販売を頂けるパートナーより、ご賛同のコメントを頂戴しております。(会社名五十音順)
 
  • 株式会社アークシステム
    代表取締役社長 小和瀬 英文 様

    株式会社アークシステムはZabbix 2.0搭載アプライアンス製品の提供開始をお慶び申し上げます。新たなソリューションがラインナップに加わることで、エンドユーザー様の利便性がより高まるものと期待しております。
    システムエンジニアリング事業を展開するアークシステムはZabbix Japan LLC様と連携したSI事業を提供しておりますが、これまで以上に協力し、お客様によりよいサービスを提供し続けるよう努めて参ります。
    Zabbix Japan LLC様のますますのご発展をお祈り申し上げます。
  • 株式会社インテリジェンス ビジネスソリューションズ
    プラットフォームソリューション部 部長 吉田 裕 様

    株式会社インテリジェンス ビジネスソリューションズ(本社:東京都台東区、代表取締役:小澤稔弘 社長執行役員 長井利仁、以下IBS)は、Zabbix JapanによるZabbix Enterprise Applianceのリリースを心から歓迎いたします。OSS製品としてリリースされているZabbixをアプライアンス化する事により、顧客自身による導入が容易になり、Zabbixの活用の場がより広がる事と期待しております。
    IBSの強みである「業務システムの監視」・「大規模環境の監視」を求める顧客の環境で、小型・省電力・高性能というアプライアンスの特性を活かし、快適なシステム運用に貢献して参ります。
  • インフォコム株式会社
    エンタープライズ事業本部 本部長 尾崎俊博 様

    インフォコム株式会社は、Zabbix Japan LLC様の「Zabbix Enterprise Appliance」の販売開始を歓迎し、賛同を表明致します。
    お客様のIT基盤の構築のスピードアップが望まれる中、「Zabbix Enterprise Appliance」は、そのニーズに合致する最適化されたアプライアンス製品であり、数多くのお客様に当社が自信をもってご提案出来る製品であると確信しております。
    また本製品が、今後の更なるZabbixの拡大において大きな役割を果たすことを期待しております。
  • 株式会社オージス総研
    執行役員 サービス事業本部長 鈴木 淳三 様

    株式会社オージス総研は、「Zabbix Enterprise Appliance」の販売開始を心より歓迎致します。
    当社は、インフラ企業の基幹業務システムを30年以上に渡り運用しております。そこから得た運用管理ノウハウとZabbixを組み合わせ「ThemiStruct(テミストラクト)-MONITOR」という独自のシステム運用監視ソリューションを提供しております。今回の「Zabbix Enterprise Appliance」により、Zabbixの豊富な機能を手軽に低価格で導入できるようになりました。これまで運用監視システムにご興味を持ちながら予算や要員確保などの理由で導入を見送られてきた企業様にとって、非常に魅力のある製品になっております。これを機に様々な運用監視ソリューションへ発展しうる製品として、お客様の御要望にお応えすべくZabbix社とともに万全の体制で取り組んでまいります。
  • クロス・ヘッド株式会社
    代表取締役 長 正三 様

    クロス・ヘッド株式会社はZabbix Japan様のZabbix Enterprise Applianceの販売開始を歓迎いたします。
    弊社はこれまでに数多くの導入実績に裏付けられたエンタープライズクラスの品質でコンサルティングから構築、運用、保守とワンストップでZabbix運用監視サービスを提供しており。このZabbix Enterprise Applianceの日本市場導入でより多くのお客様にご満足頂けるサービスの提供が可能になると期待しております。
    今後もパートナーとして積極的なZabbixサービス強化に取り組み日本におけるZabbixの普及活動を推進してまいります。
  • 株式会社情報工房
    代表取締役 多田 正浩 様

    「Zabbix Enterprise Appliance」の発表を心より歓迎いたします。
    情報工房は、キャリア様から中小事業者様に到るまで、さまざまな規模のネットワーク監視システムの構築、サポートを提供してまいりました。
    「Zabbix Enterprise Appliance」がリリースされることにより、迅速なネットワーク監視システムの構築ならびにソフトとハードの両方で高品質なサポートを提供できるものと確信しております。
    これまで培った弊社のノウハウをもとに「Zabbix Enterprise Appliance」でもお客様に最適なZabbixソリューションとしてご提供させて頂く所存です。
  • 株式会社FocusWEB
    代表取締役 山下 貴正 様

    株式会社FocusWEBは、Zabbix Enterprise Applianceの販売開始を心から歓迎し、賛同致します。
    統合監視のオープンソースソフトウェアであるZabbixをアプライアンス製品にすることで、システムインテグレーションにける導入期間の短縮化およびコストメリットの見込める製品だと確信しております。
    運用監視ソリューションを検討しているお客様において、新規導入から既存の監視システムのリプレースまで幅広くご提案が可能な製品であると期待しております。本製品の活用を通してお客様の要望に最適な統合監視ソリューションの提供に邁進してまいります。
 

Zabbixについて


Zabbixはネットワーク・サーバー・ネットワーク機器・サービス・その他のITリソースの監視・追跡を行うために開発されたエンタープライズクラスのオープンソースのモニタリングソリューションです。柔軟な通知メカニズムを備えているため、ユーザーはあらゆる種類のイベントについて電子メール、Jabber、およびSMSベースのアラートを設定でき、それによって管理者はサーバーやデバイスの問題を迅速に認識することができます。Zabbixは継続的に開発が行われ、新しいバージョンのリリースのたびに新機能とパフォーマンスの改善が行われています。Zabbix監視ソリューションは金融・保険業、IT通信業、ヘルスケア、公共機関、小売業、エネルギー・化学産業などを含むすべての業界の中小企業や、大規模エンタープライズ環境で活発に使われています。
ソフトウェアのダウンロード数は毎月3万を超え、世界中に5万人以上のアクティブコミュニティメンバーがいます。

 

Zabbix社について


Zabbix SIAはラトビアのリガに本社を置くソフトウェア開発企業です。日本国内ではZabbix Japan LLCがパートナー支援と各種Zabbixサービスを行っています。Zabbix社の主力製品は、オープンソースで配布されるエンタープライズモニタリングソリューションのZabbixです。Zabbix社は技術およびコンサルタントサポート、Zabbixの導入、実装、カスタム開発のサービス、およびZabbixのプロフェッショナルトレーニングを提供しています。お客様のニーズに対する柔軟なアプローチと、最高のサービスを手頃な価格で提供することに重点を置いています。世界中でZabbix関連製品のサービスを提供する50社以上の企業とともに幅広いパートナーシップネットワークを持っています。

⇒Zabbix社企業サイト
http://www.zabbix.com/jp/
ZabbixはZabbix SIAのラトビアおよびその他の国における登録商標または商標です。

 

ぷらっとホーム株式会社について


ぷらっとホームは、創設当時の1993年に、まだ黎明期にあったLinuxオペレーティングシステムを企業として初めて国内へ輸入・販売しました。また1996年には独自ブランドとして最初のオリジナルサーバーを出荷、2000年に東証マザーズでの株式公開を果たしました。ぷらっとホームは、創業以来、日本の代表的なオープンソースOS関連企業として、また数々の先端的なプロダクトの市場投入を通じて、企業におけるビジネスの立ち上げや運用を支え続けています。

⇒ぷらっとホーム株式会社企業サイト
http://www.plathome.co.jp

 

本プレスリリースに関するお問い合わせ先

Zabbix Japan LLC
営業部 寺島 友美(てらしま ゆみ)
〒105-0004 東京都港区新橋4-21-3 新橋東急ビル 2F
sales@zabbix.com
Tel 03-6895-7527 / Fax 03-6895-7301

ぷらっとホーム株式会社
広告・マーケティング課 渡辺 美央(わたなべ みお)
〒102-0073 東京都千代田区九段北4-1-3 日本ビルディング九段別館3F
pr@plathome.co.jp
■本製品の詳細はこちら

2013年5月27日月曜日

OpenBlocksがLinux公式カーネルのサポート対象機種に登録されました

2013年5月27日、ぷらっとホーム株式会社(証券コード:東証6836、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木友康、以下ぷらっとホーム)は、OpenBlocks Aファミリ(Openlocks AX3およびA6)がLinuxの公式カーネルサポート対象機種に加えられたことを発表いたしました。
このたび、OpenBlocks のARMアーキテクチャの汎用マイクロサーバであるOpenBlocks AX3およびOpenBlocks A6は、Linuxカーネルバージョン3.8から、公式カーネルのサポート対象機種に加えられました。これにより、kernel.orgに掲載されダウンロード可能なLinux公式カーネルのLinux3.8以降の最新版ソフトウエアについて、当社製品がサポートされることになりました。
今後当社OpenBlocks Aファミリの利用者様は、Linuxの進化の最新カーネルが利用可能となり、また、将来的には当社独自サポートのみならず、グローバルなLinux開発者コミュニティの開発成果がタイムリーに利用可能となります。  
 
 

OpenBlocksシリーズとは

 
2000年に発売を開始した汎用小型サーバ「OpenBlocksシリーズ」は、「小型・堅牢・低消費電力」をテーマにシリーズを展開。昨年リリースしたOpenBlocks Aファミリは、企業ネットワーク用途での豊富な実績を活かし、多拠点展開やデータ中継用途に最適なARM搭載マイクロサーバとして好評を博しています。
 
 

社長メッセージ

 
当社は1993年の創業以来、Linuxを含むOpen Source Softwareの拡大に貢献してまいりました。このたび、Linuxの公式カーネルに当社マイクロサーバ製品が採用されたことは、日本発のオリジナルなコンピュータが、グローバルなLinux開発者やコミュニティ、一般ユーザーの方に一定の価値を認めていただけたことと考え、非常に光栄でかつ嬉しく存じます。当社は引きつづき、「Technology to Serve you.」を合言葉に、利用者の方にご評価いただけるような製品・サービス作りに邁進してまいります。
 
ぷらっとホーム株式会社
代表取締役社長
鈴木友康
 

関連URL


■製品ラインナップ、その他の詳細
 
 
■Linux Kernel source tree



ぷらっとホームについて


ぷらっとホームは、創設当時の1993年に、まだ黎明期にあったLinuxオペレーティングシステムを企業として初めて国内へ輸入・販売しました。また1996年には独自ブランドとして最初のオリジナルサーバーを出荷、2000年に東証マザーズでの株式公開を果たしました。ぷらっとホームは、創業以来、日本の代表的なオープンソースOS関連企業として、また数々の先端的なプロダクトの市場投入を通じて、企業におけるビジネスの立ち上げや運用を支え続けています。


 

本発売に関するお問合せ先


報道機関からのお問い合わせ先:
ぷらっとホーム株式会社 広告・マーケティング課 渡辺美央
pr@plathome.co.jp
Tel 03-5213-4373 / Fax 03-3221-0882

ユーザー向けのお問合せ先:
ぷらっとホーム株式会社 営業部 竹内敬呂(たけうちよしろ)
sales@plathome.co.jp
Tel 03-5213-4370 / Fax 03-3221-3766
 
* ぷらっとホームおよびPlat'Homeの名称・ロゴは、日本国及びその他の国における、ぷらっとホーム株式会社の登録商標または商標です。

2013年5月23日木曜日

Debian 7 (wheezy)ベースのOpenBlocks Aファミリ用 rc1版ファームウェアの公開について

正式公開されたDebian7をベースとしてファームウェアファイル(rc1)を公開しました


ファームウェア更新内容


2013/05/23: rc1
  • 正式公開された Debian 7.0.0 をベースにして再構築
  • ストレージ併用モードを利用した場合に、シャットダウン時に/.rwのumountがfailとなり、次回起動時にinode不整合の修正処理が入ってしまう現象を修正
  • カーネルコンフィグレーションの見直し
    • cgroup機能の追加 (LXC利用のため)
    • IPv6機能の組み込み化 (/etc/sysctl.d/ipv6-off.confファイルでIPv6の無効化するため)
    • その他、細かな機能の見直し
  • カーネルのセキュリティホール(CVE-2013-2094)の対応
  • その他軽微な修正
導入方法については以下の記事をご参照下さい。

Debian 7 (wheezy)ベースのOpenBlocks Aファミリ用 β版ファームウェア公開 (4/26 A6版追記, 5/23 ファームウェア更新)

お試しいただけた場合には、ご意見・不具合等のフィードバックをいただければ幸いです。


2013年5月20日月曜日

周辺機器接続テスト記事一覧-Debian Wheezyベースファームウェア版

2013年4月13日よりβ公開を開始した、Debian WheezyベースのOpenBlocks Aファミリ用ファームウェアを導入した、AX3およびA6向けの周辺機器接続テストの記事一覧です。
一部、Debian 6.0 squeeze版と同内容の記事/評価結果となるため、squeeze版の記事へのリンクとしています。




  ◆OBDN.tested の基本方針


※本コンテンツに掲載の各メーカー周辺機器は、当社が正式に動作を保証するものではなく、 お客様側の作業において発生するいかなるトラブル等に対しても当社のサポート・保証その他は適用されません。ご了承ください。  


メーカ名
Vender
インターフェース
Interface
型番
Model Number
デバイス
Device
モジュール
Module
検証結果 Result
AX3 A6
有線LANアダプタ / Wired LAN adapter
Logitec USB LAN-GTJ/U2B AX88178 asix


無線LANアダプタ / Wireless LAN Adapter
Silex miniPCI-Express SX-PCEGN AR9287 ath9k - -
Logitec USB LAN-W150N/U2 RT2870 rt2800usb
Logitec USB LAN-W300N/U2 RT2870 rt2800usb
-
-
Logitec USB LAN-W200N/U2S RT2870 rt2800usb - -
Logitec USB LAN-W300AN/U2 RT5572 rt5572sta - -
Logitec USB LAN-W450AN/U2 RT5572 rt5572sta - -
Buffalo USB WLI-UC-G300N RT2870 rt2800usb - -
Buffalo USB WLI-UC-G RT2571 rt73usb - -
Planex USB GW-USFang300 RTL8192DU 8192du - -
Planex USB GW-USEco300 RTL8192CU 8192cu - -
Planex USB GW-USHyper300 RTL8192SU 8712u - -
Planex USB GW-USDual300 RTL8192DU 8912du - -
Planex USB GW-USSuper300 RTL8191SU 8712u - -
Planex USB BT-Micro3H2X RTL8192CU 8192cu - -
Planex USB GW-USValue-EZ RTL8192CU 8192cu - -
Planex USB GW-USWExtreme RTL8192CU 8192cu - -
Planex USB GW-USNano2 RTL8192CU 8192cu - -


シルアルコンバータ / Serial Adapter
RATOC USB REX-USB60F FT232BL ftdi
MOXA USB UPort 1450 MOXA mxuport - -


サウンドアダプタ / Sound Adapter
ELECOM USB USB-SAV51 C-media snd_usb_audio - -


ディスプレイアダプタ / Display Adapter
RATOC USB REX-USBDVI2 DL-195 udlfb

メーカ名
Vender
インター フェース
Interface
型番
Model Number
デバイス
Device
モジュール
Module
検証結果 Result
AX3A6

ビデオカメラ / Video Camera
ELECOM USB UCAM-DLA200H Vimicro uvcvideo - -


Bluetoothアダプタ / Bluetooth  Adapter
ELECOM USB LBT-UAN03C1 Broadcom btusb - -
ELECOM USB LBT-UAN04C1 CSR btusb
ELECOM USB LBT-UAN04C2 CSR btusb


SATA-HDDケース / SATA case
Century USB CRSJ35EU3 Jmicron usb-strage - -
Century e-SATA CRSJ35EU3

- -


モバイル通信アダプタ
docomo USB L-05A LG usbserial
SoftBank USB C02HW Huawai usbserial - -
SoftBank USB 004Z ZTE usbserial - -
docomo USB L-03D LG usbserial
KDDI USB DATA07 HUAWAI usbserial


USBセンサーモジュール
Digi USB Watchport/D TI UMP io_ti - -
Digi USB Watchport/W TI UMP io_ti - -


無線センサーモジュール
富士通BSC Bluetooth F-PLUG SPP


無線シリアル変換アダプタ
RATOC Bluetooth REX-BT60 SPP


ワイヤレススピーカー
Baffalo Bluetooth BSSP09B A2DP/HSP


メモリ / memorystick
ELECOM USB MF-SU202GWH

- -


メーカ名
Vender
インター フェース
Interface
型番
Model Number
デバイス
Device
モジュール
Module
検証結果 Result
AX3A6

UPS
APC - ES 550
usbhid - -
APC - ES 750
usbhid - -
APC - RS 400
usbhid - -
APC - RS 500
usbhid - -


キーボード
OKI USB Minikeyboard Pro
generic-usb


マウス
OKI USB Minikeyboard Pro
generic-usb


USBハブ
ELECOM USB U2H-TZS410B
generic-usb - -
(2012/8/28現在)

(*1) 検証で一部不具合を確認しています。
(*1) Some fault is checked by verification.
(*2) 標準のリリースパッケージでは対応していません。
(*2) It is not supported in official release kernel


2013年5月15日水曜日

[.tested] KDDI DATA07 [debian Wheezy/Squeeze][AX3][A6]



KDDI DATA07は、「WIN HIGH SPEED」に対応したUSB型のデータ通信端末です。
従来のDebian 6.0(Squeeze)環境に加え、先日β公開されたDebian 7.0(Wheezy)環境での検証も行います。

OBDN技術ブログによる動作検証は、該当するデバイスの動作を保証およびサポートを行うものではありません。
内容に関するご指摘などありましたら、ブログ記事の担当までご連絡下さい。

<検証環境>
Debian 6.0 Squeeze
OpenBlocks AX3/4 kernel: 3.0.6
OpenBlocks A6 kernel: 2.6.31.8
Debian 7.0 Wheezy
OpenBlocks AX3/4 kernel: 3.2.36
OpenBlocks A6 kernel: 3.2.36

<使用機器>
OpenBlocks AX3
OpenBlocks A6
KDDI DATA07 USBデータ通信端末

1. 対応ドライバと事前準備


本デバイスは、HUAWEI E398で、多くのHUAWEIのデバイスはusbserialデバイスおよびusb-strageデバイスの複合デバイスとして認識されます。

・AX3で使用する場合

AX3は、Debian 6.0パッケージにて提供される3.0.6カーネル/Debian 7.0パッケージにて提供される3.2.36カーネルのどちらにおいても、特に設定など必要なく認識されます。
dmesgでは以下の様に出力されます。

usb 1-1: USB disconnect, device number 2
usb 1-1: new high-speed USB device number 3 using ehci_marvell
usb 1-1: New USB device found, idVendor=12d1, idProduct=1506
usb 1-1: New USB device strings: Mfr=3, Product=2, SerialNumber=0
usb 1-1: Product: HUAWEI Mobile
usb 1-1: Manufacturer: Huawei Technologies
scsi4 : usb-storage 1-1:1.2
scsi5 : usb-storage 1-1:1.3
usbcore: registered new interface driver usbserial
USB Serial support registered for generic
usbcore: registered new interface driver usbserial_generic
usbserial: USB Serial Driver core
USB Serial support registered for GSM modem (1-port)
option 1-1:1.0: GSM modem (1-port) converter detected
usb 1-1: GSM modem (1-port) converter now attached to ttyUSB0
option 1-1:1.1: GSM modem (1-port) converter detected
usb 1-1: GSM modem (1-port) converter now attached to ttyUSB1
usbcore: registered new interface driver option
option: v0.7.2:USB Driver for GSM modems
scsi 4:0:0:0: CD-ROM            HUAWEI   Mass Storage     2.31 PQ: 0 ANSI: 2
scsi 5:0:0:0: Direct-Access     HUAWEI   TF CARD Storage  2.31 PQ: 0 ANSI: 2
sd 5:0:0:0: Attached scsi generic sg1 type 0
sd 5:0:0:0: [sdb] Attached SCSI removable disk
sr0: scsi-1 drive
sr 4:0:0:0: Attached scsi CD-ROM sr0
sr 4:0:0:0: Attached scsi generic sg2 type 5

・A6 で使用する場合

(1)Debian 6.0/kernel 2.6.31における設定

A6で使用する場合は、Debian 6.0パッケージにて提供される2.6.31カーネルのusbserial/optionモジュールではデバイスを認識しないため、modprobeコマンドによりデバイスIDを指定して組み込む必要があります。

# modprobe usbserial vendor=0x12d1 product=0x1506

起動時に組み込む場合は、/etc/modulesに、以下の記述を追加してください。

usbserial vendor=0x12d1 product=0x1506

dmesgは以下の様に出力されます。

モジュール組み込み前

usb 1-1.3: new high speed USB device using ehci_marvell and address 5
usb 1-1.3: configuration #1 chosen from 1 choice
scsi4 : SCSI emulation for USB Mass Storage devices
usb-storage: device found at 5
usb-storage: waiting for device to settle before scanning
scsi5 : SCSI emulation for USB Mass Storage devices
usb-storage: device found at 5
usb-storage: waiting for device to settle before scanning
usb 1-1.3: USB disconnect, address 5
usb 1-1.3: new high speed USB device using ehci_marvell and address 6
usb 1-1.3: configuration #1 chosen from 1 choice
scsi6 : SCSI emulation for USB Mass Storage devices
scsi7 : SCSI emulation for USB Mass Storage devices
usb-storage: device found at 6
usb-storage: waiting for device to settle before scanning
usb-storage: device found at 6
usb-storage: waiting for device to settle before scanning
scsi 7:0:0:0: Direct-Access     HUAWEI   TF CARD Storage  2.31 PQ: 0 ANSI: 2
sd 7:0:0:0: Attached scsi generic sg1 type 0
scsi 6:0:0:0: CD-ROM            HUAWEI   Mass Storage     2.31 PQ: 0 ANSI: 2
sd 7:0:0:0: [sdb] Attached SCSI removable disk
usb-storage: device scan complete
sr0: scsi-1 drive
sr 6:0:0:0: Attached scsi CD-ROM sr0
sr 6:0:0:0: Attached scsi generic sg2 type 5
usb-storage: device scan complete

モジュール組み込み後

# modprobe usbserial vendor=0x12d1 product=0x1506
# dmesg
  :
  :
usbcore: registered new interface driver usbserial
USB Serial support registered for generic
usbserial_generic 1-1.3:1.0: generic converter detected
usb 1-1.3: generic converter now attached to ttyUSB0
usbserial_generic 1-1.3:1.1: generic converter detected
usb 1-1.3: generic converter now attached to ttyUSB1
usbcore: registered new interface driver usbserial_generic
usbserial: USB Serial Driver core

(2)Debian 7.0(β)/kernel 3.2.36における設定

β版が提供されている、Debian 7.0パッケージにて提供される3.2.36カーネルでは特に設定などは必要ありません。

usbcore: registered new interface driver usbserial
USB Serial support registered for generic
usbcore: registered new interface driver usbserial_generic
usbserial: USB Serial Driver core
USB Serial support registered for GSM modem (1-port)
option 1-1.3:1.0: GSM modem (1-port) converter detected
sr0: scsi-1 drive
cdrom: Uniform CD-ROM driver Revision: 3.20
usb 1-1.3: GSM modem (1-port) converter now attached to ttyUSB0
option 1-1.3:1.1: GSM modem (1-port) converter detected
sr 2:0:0:0: Attached scsi CD-ROM sr0
usb 1-1.3: GSM modem (1-port) converter now attached to ttyUSB1
usbcore: registered new interface driver option
option: v0.7.2:USB Driver for GSM modems
sd 0:0:0:0: Attached scsi generic sg0 type 0
sr 2:0:0:0: Attached scsi generic sg1 type 5
sd 3:0:0:0: Attached scsi generic sg2 type 0

デバイス名は、/dev/ttyUSB0~/dev/ttyUSB1が出てきますが、
pppdによる接続の場合は、/dev/ttyUSB0を使用します。

なお、本デバイスに関しては、lsusbの結果として、12d1:1506が出力されていますが、webからの情報では、0x1446が帰ってくる場合があるようで、その場合はusb_modeswitchによる対策が必要になります。(今回使用したデバイスでは必要ありませんでした)

# lsusb
Bus 001 Device 006: ID 12d1:1506 Huawei Technologies Co., Ltd. E398 LTE/UMTS/GSM Modem/Networkcard

2. 接続方法


接続は、他のモバイル通信アダプタと同様、pppconfigで設定を行います。

pppconfigをインストールします。

# aptitude install pppconfig

pppconfigの設定は以下の通りです。

Provider Name  au
Configure Nameservers (DNS)  Dynamic
Authentication Method for test  PAP
User Name  アカウント名(*1)
Password  パスワード(*1)
Speed  460800
Pulse or Tone  Tone
Phone Number * 99**24#(*2)
Choose Modem Config Method  No
Select Modem Port  Manual
Manually Select Modem Port  /dev/ttyUSB0

(*1) プロバイダより提供されたアカウント名、パスワードを使用してください。
(*2) プロバイダより提供された番号を使用してください。

eth0や他のインタフェースが有効になっている場合は、/etc/ppp/peers/auに、以下の行を加えることにより、defaultrouteが変更されます。

replacedefaultroute

上記設定により、外部のサーバにアクセス出来ることを確認しました。

# pon au
# ifconfig ppp0
ppp0      Link encap:Point-to-Point Protocol
          inet addr:xxx.xxx.xxx.xx  P-t-P:xxx.xx.xx.xxx  Mask:255.255.255.255
          UP POINTOPOINT RUNNING NOARP MULTICAST  MTU:1500  Metric:1
          RX packets:4 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
          TX packets:5 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
          collisions:0 txqueuelen:3
          RX bytes:198 (198.0 B)  TX bytes:138 (138.0 B)

ftpによるダウンロード例

# ftp ftp.plathome.co.jp
Connected to download.plathome.co.jp.
220 ProFTPD 1.3.3a Server (ftp.plathome.co.jp) [::ffff:202.221.227.237]
Name (ftp.plathome.co.jp:root): anonymous
331 Anonymous login ok, send your complete email address as your password
Password:
230 Anonymous access granted, restrictions apply
Remote system type is UNIX.
Using binary mode to transfer files.
ftp> cd pub/OBSAX3
250 CWD command successful
ftp> get debian_license.txt
local: debian_license.txt remote: debian_license.txt
200 PORT command successful
150 Opening BINARY mode data connection for debian_license.txt (797885 bytes)
226 Transfer complete
797885 bytes received in 4.24 secs (183.8 kB/s)
ftp>


2013年5月13日月曜日

[.tested] docomo L-05A [debian Wheezy][AX3][A6]



docomo L-05Aは、USBモバイル通信アダプタです。
このデバイスに関しては、AX3/A6ともに、Debian 6.0 (squeeze)ベースのファームウェアでのデバイス評価は行ってきましたが、先日β公開されたDebian 7 (Wheezy)環境において、改めて評価作業を行いました。
また、今回は、IIJmioの高速モバイル/D SIMによる接続を行います。


OBDN技術ブログによる動作検証は、該当するデバイスの動作を保証およびサポートを行うものではありません。
内容に関するご指摘などありましたら、ブログ記事の担当までご連絡下さい。

<検証環境>
Debian 7.0 Wheezy
OpenBlocks AX3/4 kernel: 3.2.36
OpenBlocks A6 kernel: 3.2.36

<使用機器>
OpenBlocks AX3
OpenBlocks A6
docomo L-05A
IIJmio 高速モバイル/D SIM

1. 対応ドライバと事前準備


本デバイスは、ゼロインストール機能を持つため、起動時(もしくはUSBに接続を行った時)はCD-ROMデバイスとして認識されます。
このモードを変更するためには、usb_modswitchを使用するのが一般的ですが、L-05Aはusb_modeswitchに設定があるものの、実際にはうまく切り替わりません。
この件は、Debian 7.0のパッケージでも同様であり、結局は、cdromデバイスをejectするという方法で回避する必要があります。
この場合、usb_modeswitchがインストールされていると、その影響でcdromデバイスが見えなくなることがありますので、その場合は、アンインストールするか、
/lib/udev/rules.d/40-usb_modeswitch.rulesの以下の部分をコメントアウトして下さい。

 :
# LG L-05A
#ATTRS{idVendor}=="1004", ATTRS{idProduct}=="613a", RUN+="usb_modeswitch '%b/%k'"
 :

L-05Aはブート時もしくは挿入時、以下の様に認識されます。

usb 1-1: new high speed USB device using ehci_marvell and address 4
usb 1-1: configuration #1 chosen from 1 choice
scsi3 : SCSI emulation for USB Mass Storage devices
usb-storage: device found at 4
usb-storage: waiting for device to settle before scanning
scsi 3:0:0:0: CD-ROM            LGE      CD-ROM           1.00 PQ: 0 ANSI: 2
sr0: scsi-1 drive
sr 3:0:0:0: Attached scsi CD-ROM sr0
sr 3:0:0:0: Attached scsi generic sg1 type 5
usb-storage: device scan complete

 ejectコマンドにより、sr0をejectすると、デバイスのモードが切り替わり、モデムデバイスに切り替わります。

# eject /dev/sr0

usbserial/cdc_acmドライバは本デバイスのIDをサポートしており、GSMモデムとして認識します。

usb 1-1: new high speed USB device using ehci_marvell and address 3
usb 1-1: configuration #1 chosen from 1 choice
cdc_acm 1-1:1.0: ttyACM0: USB ACM device
cdc_acm 1-1:1.2: ttyACM1: USB ACM device
cdc_acm 1-1:1.4: ttyACM2: USB ACM device
usbcore: registered new interface driver cdc_acm
cdc_acm: v0.26:USB Abstract Control Model driver for USB modems and ISDN adapters

デバイス名は、/dev/ttyACM00~/dev/ttyACM2が出てきますが、
ATコマンドでの確認や、pppdでの接続では、/dev/ttyACM0を使用します。

2. 接続方法


接続は、他のモバイル通信アダプタと同様、pppconfigで設定を行います。

pppconfigをインストールします。

# aptitude install pppconfig

今回は、 IIJ mio 高速モバイル/D用のSIMを使用しました。

APNの設定の確認は、minicomなどの端末プログラムを使用し、以下のコマンドで行います。

AT+CGDCONT?

新たにAPNを割り付ける場合は、ATコマンドで

AT+CGDCONT=n,"IP","iijmio.jp"
( n=cid )

として割り付けてください。

pppconfigの設定は以下の通りです。

Provider Name  mio
Configure Nameservers (DNS)  Dynamic
Authentication Method for test  PAP
User Name  mio@iij
Password  iij
Speed  460800
Pulse or Tone  Tone
Phone Number * 99***<cid>#
Choose Modem Config Method  No
Select Modem Port  Manual
Manually Select Modem Port  /dev/ttyACM0

eth0や他のインタフェースが有効になっている場合は、/etc/ppp/peers/mioに、以下の行を加えることにより、defaultrouteが変更されます。

replacedefaultroute

上記設定により、外部のサーバにアクセス出来ることを確認しました。

# ifconfig ppp0
ppp0      Link encap:Point-to-Point Protocol
          inet addr:10.196.126.229  P-t-P:10.64.64.64  Mask:255.255.255.255
          UP POINTOPOINT RUNNING NOARP MULTICAST  MTU:1500  Metric:1
          RX packets:8 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
          TX packets:9 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
          collisions:0 txqueuelen:3
          RX bytes:244 (244.0 B)  TX bytes:208 (208.0 B)

なお、一度poffにより切断し、ponコマンドにより再接続すると、切断直後の接続ではFailed (NO CARRIER)となりますが、再度ponコマンドにより接続をすると、ダイヤル可能となり接続が出来ます。

2013年5月10日金曜日

[.tested] docomo L-03D [debian Wheezy][AX3][A6]



docomo L-03Dは、LTEおよび3Gに対応したUSBモバイル通信アダプタです。
このデバイスに関しては、AX3/A6ともに、Debian 6.0 (squeeze)ベースのファームウェアでのデバイス評価は行ってきましたが、先日β公開されたDebian 7 (Wheezy)環境において、改めて評価作業を行いました。
また、今回は、IIJmioの高速モバイル/D SIMによる接続を行います。


OBDN技術ブログによる動作検証は、該当するデバイスの動作を保証およびサポートを行うものではありません。
内容に関するご指摘などありましたら、ブログ記事の担当までご連絡下さい。

<検証環境>
Debian 7.0 Wheezy
OpenBlocks AX3/4 kernel: 3.2.36
OpenBlocks A6 kernel: 3.2.36

<使用機器>
OpenBlocks AX3
OpenBlocks A6
docomo L-03D 「Xi」対応USBデータカード
IIJmio 高速モバイル/D SIM


1. 対応ドライバと事前準備


本デバイスは、ゼロインストール機能を持つため、起動時(もしくはUSBに接続を行った時)はCD-ROMデバイスとして認識されます。

usb 1-1.3: new high-speed USB device number 3 using orion-ehci
usb 1-1.3: New USB device found, idVendor=1004, idProduct=6327
usb 1-1.3: New USB device strings: Mfr=1, Product=2, SerialNumber=4
usb 1-1.3: Product: docomo L03D
usb 1-1.3: Manufacturer: NTT DOCOMO, INC.
usb 1-1.3: SerialNumber: LGELTE10046327
scsi2 : usb-storage 1-1.3:1.0
scsi 2:0:0:0: CD-ROM            LG       Autorun          2.00 PQ: 0 ANSI: 0
 :
sr0: scsi-1 drive
cdrom: Uniform CD-ROM driver Revision: 3.20
sr 2:0:0:0: Attached scsi CD-ROM sr0
sd 0:0:0:0: Attached scsi generic sg0 type 0
sr 2:0:0:0: Attached scsi generic sg1 type 5

このモードを変更するためには、usb_modswitchを使用します。

# aptitude install usb-modeswitch

Debian 7.0 Wheezyのusb-modswitchパッケージには、L-03Dについての設定がすでに登録されているため、パッケージインストールのみで通信が可能になります。

また、上記パッケージと共に提供される3.2.36カーネルのusbserial/optionドライバは本デバイスのIDをサポートしており、GSMモデムとして認識します。

usb 1-1.3: USB disconnect, device number 3
usb 1-1.3: new high-speed USB device number 4 using orion-ehci
usb 1-1.3: New USB device found, idVendor=1004, idProduct=6326
usb 1-1.3: New USB device strings: Mfr=1, Product=2, SerialNumber=0
usb 1-1.3: Product: docomo L03D
usb 1-1.3: Manufacturer: NTT DOCOMO, INC.
usbcore: registered new interface driver usbserial
USB Serial support registered for generic
usbcore: registered new interface driver usbserial_generic
usbserial: USB Serial Driver core
USB Serial support registered for GSM modem (1-port)
usbcore: registered new interface driver option
option: v0.7.2:USB Driver for GSM modems
option 1-1.3:1.0: GSM modem (1-port) converter detected
usb 1-1.3: GSM modem (1-port) converter now attached to ttyUSB0
option 1-1.3:1.1: GSM modem (1-port) converter detected
usb 1-1.3: GSM modem (1-port) converter now attached to ttyUSB1
option 1-1.3:1.2: GSM modem (1-port) converter detected
usb 1-1.3: GSM modem (1-port) converter now attached to ttyUSB2
option 1-1.3:1.3: GSM modem (1-port) converter detected
usb 1-1.3: GSM modem (1-port) converter now attached to ttyUSB3

デバイス名は、/dev/ttyUSB0~/dev/ttyUSB3が出てきますが、
ATコマンドでの確認や、pppdでの接続では、/dev/ttyUSB2を使用します。

2. 接続方法


接続は、他のモバイル通信アダプタと同様、pppconfigで設定を行います。

pppconfigをインストールします。

# aptitude install pppconfig

今回は、 IIJ mio 高速モバイル/D用のSIMを使用しました。

APNの設定の確認は、minicomなどの端末プログラムを使用し、以下のコマンドで行います。

AT+CGDCONT?

新たにAPNを割り付ける場合は、ATコマンドで

AT+CGDCONT=n,"IP","iijmio.jp"
( n=cid )

として割り付けてください。

pppconfigの設定は以下の通りです。

Provider Name  mio
Configure Nameservers (DNS)  Dynamic
Authentication Method for test  PAP
User Name  mio@iij
Password  iij
Speed  460800
Pulse or Tone  Tone
Phone Number * 99***<cid>#
Choose Modem Config Method  No
Select Modem Port  Manual
Manually Select Modem Port  /dev/ttyUSB2

eth0や他のインタフェースが有効になっている場合は、/etc/ppp/peers/mioに、以下の行を加えることにより、defaultrouteが変更されます。

replacedefaultroute

また、このアダプタは、回線切断後に、ATHコマンドにより明示的に回線切断を行わないと、再発信が出来ないようで、上記の設定のままでは、2回目以降の発信が出来ません。
/etc/chatscript/mioにて、ATDTコマンドの前に、ATHコマンドを埋め込むことにより、再発信が可能になります。

 :
# modeminit
'' ATZ
'' ATH
# ispnumber
OK-AT-OK "ATDT*99***2#"
# ispconnect
CONNECT \d\c
# prelogin
 :

上記設定により、外部のサーバにアクセス出来ることを確認しました。

# ifconfig ppp0
ppp0      Link encap:Point-to-Point Protocol
          inet addr:10.197.1.210  P-t-P:10.64.64.64  Mask:255.255.255.255
          UP POINTOPOINT RUNNING NOARP MULTICAST  MTU:1500  Metric:1
          RX packets:5 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
          TX packets:6 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
          collisions:0 txqueuelen:3
          RX bytes:62 (62.0 B)  TX bytes:101 (101.0 B)


2013年5月7日火曜日

[.tested] Logitec LAN-GTJ/U2B Gigabit対応USB有線LANアダプタ [Debian Wheezy][AX3][A6]

Logitec LAN-GTJ/U2Bは、ギガビットイーサネット(1000BASE-T)に対応したUSB 2.0接続の有線LANアダプタです。
このデバイスに関しては、AX3/A6ともに、Debian 6.0 (squeeze)ベースのファームウェアでのデバイス評価は行ってきましたが、先日リリースされたDebian 7.1環境ににおいて、改めて評価作業を行いました。

 ( 7/25 追記 )
Debian 7.1正式版が公開されましたので、再度検証しました。
本デバイスをご利用の方は、 上記リンクより、リリース版のファームウェアをご利用下さい。



OBDN技術ブログによる動作検証は、該当するデバイスの動作を保証およびサポートを行うものではありません。
内容に関するご指摘などありましたら、ブログ記事の担当までご連絡下さい。

<検証環境>
Debian 7.0 Wheezy
OpenBlocks AX3/4 kernel: 3.2.40
OpenBlocks A6 kernel: 3.2.40

<使用機器>
OpenBlocks AX3
OpenBlocks A6
Logitec LAN-GTJ/U2B Gigabit対応 USB有線LANアダプタ

1. 対応ドライバと事前準備


本デバイスは、ASIX社のAX88178を採用しています。
AX88178をサポートするasixドライバは、3.0.6カーネル(AX3)および2.6.31カーネル(A6)ではLAN-GTJ/U2Bを認識はするものの、動作はしなかったため、メーカサイトよりドライバソースをダウンロードして構築していましたが、新しいパッケージの3.2.40カーネルでは問題なく動作します。

dmesgでは以下の様に表示されます。(AX3の場合)

usb 1-1: new high-speed USB device number 3 using ehci_marvell
usb 1-1: New USB device found, idVendor=0b95, idProduct=1780
usb 1-1: New USB device strings: Mfr=1, Product=2, SerialNumber=3
usb 1-1: Product: AX88178
usb 1-1: Manufacturer: ASIX Elec. Corp.
usb 1-1: SerialNumber: 61AC07
asix 1-1:1.0: eth4: register 'asix' at usb-ehci_marvell.0-1, ASIX AX88178 USB 2.0 Ethernet, 00:01:8e:61:ac:07

インターフェースは、他に追加デバイスをつけていないならば、A6はeth1、AX3/2はeth2、AX3/4はeth4になります。

2. デバイスの使用方法


内蔵のeth0等と同様に、/etc/network/interfacesで起動時の設定を行います。
A6の場合はeth1を新規に記述します。

auto eth1         # 固定アドレスの場合
iface eth1 inet static
     address 192.168.253.254
     network 192.168.253.0
     netmask 255.255.255.0
     broadcast 192.168.253.255
auto eth1         # DHCPを使用する場合
iface eth1 inet dhcp

3. 1000BASE-TXおよび100BASE-TX Hubとのリンクの確認


1000BASE-TXのSwitch Hubおよび100BASE-TXのSwitch Hubに接続し、それぞれ1000BASE-TX、100BASE-TXにてリンクアップし、通信の確認をしました。


2013年5月1日水曜日

【.tested】Logitec Bluetooth USBアダプタ LBT-UAN04C2 [Debian Wheezy/Squeeze][AX3][A6]

Logitec LBT-UAN04C2は、Bluetooth(R) 4.0に対応した、Class2のUSBホストアダプタです。



今回、OpenBlocks AX3およびA6から本USB Bluetoothアダプタを介して、RATOC REX-BT60および、Bluetoothスピーカー Buffalo BSS09Bを接続し、検証を行いました。
従来のDebian 6.0(Squeeze)環境に加え、先日リリースされたDebian 7.1環境における検証も行います。

( 2013/8/7 追記 )
Debian 7.1正式版が公開されましたので、再度検証しました。
本デバイスを使用される方は、 上記リンクより、リリース版のファームウェアをご利用下さい。 

OBDN技術ブログによる動作検証は、該当するデバイスの動作を保証およびサポートを行うものではありません。
内容に関するご指摘などありましたら、ブログ記事の担当までご連絡下さい。

<検証環境>
Debian 6.0 Squeeze
OpenBlocks AX3/4 kernel: 3.0.6
OpenBlocks A6 kernel: 2.6.31.8
Debian 7.0 Wheezy
OpenBlocks AX3/4 kernel: 3.2.40
OpenBlocks A6 kernel: 3.2.40

<使用機器>

OpenBlocks AX3
OpenBlocks A6
Logitec LBT-UAN04C2 Bluetooth USBホストアダプタ
RATOC Systems Inc. REX-BT60 Bluetooth-RS232C変換アダプタ
Buffalo BSSP09B Bluetooth ワイヤレススピーカ

1. Bluetoothデバイスの導入


標準でサポートされるbtusbモジュールにより認識します。

 <dmesgの例 A6/Wheezy kernel 3.2.36環境>

Bluetooth: Core ver 2.16
NET: Registered protocol family 31
Bluetooth: HCI device and connection manager initialized
Bluetooth: HCI socket layer initialized
Bluetooth: L2CAP socket layer initialized
Bluetooth: SCO socket layer initialized
Bluetooth: Generic Bluetooth USB driver ver 0.6
usbcore: registered new interface driver btusb


Bluetooth: BNEP (Ethernet Emulation) ver 1.3
Bluetooth: BNEP filters: protocol multicast
Bluetooth: RFCOMM TTY layer initialized
Bluetooth: RFCOMM socket layer initialized
Bluetooth: RFCOMM ver 1.11

 <dmesgの例 A6/squeeze kernel 2.6.31環境>

A6/Kernel 2.6.31

Bluetooth: Core ver 2.15
NET: Registered protocol family 31
Bluetooth: HCI device and connection manager initialized
Bluetooth: HCI socket layer initialized
Bluetooth: Generic Bluetooth USB driver ver 0.5
usbcore: registered new interface driver btusb


Bluetooth: L2CAP ver 2.13
Bluetooth: L2CAP socket layer initialized
Bluetooth: RFCOMM TTY layer initialized
Bluetooth: RFCOMM socket layer initialized
Bluetooth: RFCOMM ver 1.11
Bluetooth: BNEP (Ethernet Emulation) ver 1.3
Bluetooth: BNEP filters: protocol multicast
Bridge firewalling registered
Bluetooth: SCO (Voice Link) ver 0.6
Bluetooth: SCO socket layer initialized

2. Bluezの導入


Bluezのインストール

Bluetooth機器の操作は、bluezパッケージを利用します。

# aptitude -R install bluez python-dbus python-gobject

python-*は、ペアリングなどを行うスクリプトを動かすために必要です。

インターフェイスの確認・設定

Bluetooth機器はhciXというデバイス名(インターフェイス名)で扱います。

# hciconfig -a
hci0:   Type: BR/EDR  Bus: USB
        BD Address: 00:09:DD:40:C6:12  ACL MTU: 310:10  SCO MTU: 64:8
        UP RUNNING PSCAN
        RX bytes:23538 acl:47 sco:0 events:2966 errors:0
        TX bytes:1423677 acl:5253 sco:0 commands:101 errors:0
        Features: 0xff 0xff 0x8f 0xfe 0xdb 0xff 0x5b 0x87
        Packet type: DM1 DM3 DM5 DH1 DH3 DH5 HV1 HV2 HV3
        Link policy: RSWITCH HOLD SNIFF PARK
        Link mode: SLAVE ACCEPT
        Name: 'obsa6-0'
        Class: 0x4a0100
        Service Classes: Networking, Capturing, Telephony
        Device Class: Computer, Uncategorized
        HCI Version: 4.0 (0x6)  Revision: 0x1d86
        LMP Version: 4.0 (0x6)  Subversion: 0x1d86
        Manufacturer: Cambridge Silicon Radio (10)

3. REX-BT60との接続


REX-BT60はBluetoothを介して離れた場所にあるシリアル通信機器を、制御・管理できるシリアルインターフェイスです。また、コネクターに は、EIA/TIA-574 仕様のD-Sub 9Pin を採用しており、RS-232C機器とBluetooth接続で通信が可能です。
ペアリング方法、および通信テストに関しては、同社のclass1 Bluetoothホストアダプタ、LBT-UAN04C1を使用した場合と同じです。

 [.tested] RATOC SYSTEM REX-BT60 [Debian Wheezy/Squeeze][AX3][A6]

を参照して下さい。

4. Buffelo BSSP09B ワイヤレススピーカーとの接続


Buffelo BSSP09Bは、Bluetooth ver2.1に対応した、ワイヤレススピーカ/ハンズフリーヘッドセット、マイクユニットで、A2DPやHFP、HSPのプロファイルをサポートしています。
今回、bluez-audioによるサウンド出力を行ってみます。



デバイスのスキャン

 hcitoolを使用します。

# hcitool scan
Scanning ...
        XX:XX:XX:XX:XX:XX       BSSP09B

REX-BT60は、RN42-XXXXと表示されます。

ペアリング

simple-agentは、Debian wheezeのパッケージからは、
bluez-simple-agent
bluez-test-device
に置き換わり、/usr/bin以下にインストールされています。

ただし、Debian/Wheezyパッケージにより提供されるbluez-simple-agentコマンドは、そのままでは本ユニットとの接続が出来ません。
コマンドを直接viで編集して、修正を行います。
(7.1リリース版においても、下記の修正が必要となりました)

# vi /usr/bin/bluez-simple-agent

#capability = "KeyboardDisplay"  この行を編集する。
capability = "DisplayYesNo"


それぞれのペアリング方法は以下の通りです。
BSSP09B側をペアリング待機状態にしておけば、特に入力は必要ありません。

 (Debian 6.0 Squeeze)

# /usr/share/doc/bluez/examples/simple-agent hci0 <BTADDR>
Release
New device (/org/bluez/3445/hci0/dev_XX_XX_XX_XX_XX_XX)

 (Debian 7.0 Wheezy)

# bluez-simple-agent hci0 <BTADDR>
Release
New device (/org/bluez/3445/hci0/dev_XX_XX_XX_XX_XX_XX)


ペアリングの確認は以下のコマンドで行います。

 (Debian 6.0 Squeeze)

# /usr/share/doc/bluez/examples/test-device list
dbus.Array([dbus.ObjectPath('/org/bluez/1453/hci0/dev_XX_XX_XX_XX_XX_XX')], signature=dbus.Signature('o'))

 (Debian 7.0 Wheezy)

# bluez-test-device list
XX:XX:XX:XX:XX:XX BSSP09B

ペアリングの解除方法は以下の通りです。

 (Debian 6.0 Squeeze)

# /usr/share/doc/bluez/examples/test-device remove <BTADDR>

 (Debian 7.0 Wheezy)

# bluez-test-device remove <BTADDR>


4. bluez-audioによるオーディオ再生方法


Bluez-audioにより、Bluetoothデバイスを使用した音楽再生を行います。

bluez-audioおよび、mp3出力に対応したプレーヤである、mpg123を導入します。

# aptitude -R install bluez-audio mpg123

.asoundrcを編集します。

# cat << EOF > ~/.asoundrc
pcm.bt {
  type bluetooth
  device "30:XX:XX:XX:XX:XX"
}
EOF

Wheezyのパッケージの場合、/etc/bluetooth/audio.confに以下の部分を追加します。

[General]
Enable=Socket

音楽再生のテストを行います。

# mpg123 -a bt http://classical-music.sakura.ne.jp/Room/Chopin-Poronase-Heroic.mp3

ただし、AX3に適用される、プレリリース版Debian Wheezyパッケージ(armhf)のmpg123ではうまく再生できないため、mplayerを使用して動作確認を行いました。

# aptitude install mplayer
# mplayer -ao alsa:device=bt http://classical-music.sakura.ne.jp/Room/Chopin-Poronase-Heroic.mp3

5. さいごに


LBT-UAN04C2は、Class1製品である、LBT-UAN04C1と同様に、OpenBlocks AX3/A6のDebian/squeezeパッケージおよび、Deabian/Wheezyパッケージで利用出来ることを確認しました。

WheezyパッケージはSqueezeパッケージとコマンドラインツールの場所が変更されていること、ペアリングに際し、一部コマンドファイルの変更が必要なこと、オーディオ再生におけるbluetooth管理プログラムのデフォルト設定が違うことなどがあり、上記の記事にあるように、一連の動作確認には若干の修正が必要となります。